マラケシュ Marrakech [ギガミック]レビュー 口コミ 評価
舞台はモロッコのマラケシュ広場。そこで開かれる絨毯市場で、できるだけ自分の絨毯が上になるように敷きつめ資産を集めます。もっとも商売上手な絨毯商人になれるのは誰だ!?
おすすめポイント
ラベルどおり、“ほぼ運”のゲームです。
もちろん多少の戦略は必要ですが、サイコロの目で一喜一憂でき、能力差が勝敗に大きく影響しないのもGOOD。ビギナーからどっぷりの方まで一緒に楽しめるゲームです。
また、どうしてもマニアックな世界に見られがちなボードゲームですが「そんなことないよ!オシャレだよ!」と胸を張っておすすめできるゲーム(^^)
初心者にもオススメできる一品です。
こんな人におすすめ
▪ 親子で遊べるボードゲームを探している
▪ 5歳〜小学生子育て中
▪ 手を抜かず子どもとゲームを楽しみたい
▪ 複雑なゲームは苦手な
▪ 子どもともっと遊ぶ時間を作りたい
▪ インテリアにもなりそうなゲームがいい
▪ 名作は押さえておきたい!
遊び方
準備
市場となるボードを広げ、中央に絨毯商人のオジサンを置きます。
各プレイヤーは好きな色の絨毯15枚と、5ギルハム×5枚、1ギルハム×5枚の計30ギルハムを所持金として受け取り、準備は完了!
※4人プレイの場合、絨毯は13枚
ルール
自分の番になったら以下のことを行います。
①オジサンの進む方向を決め、向きを変えます。ただし、後方へ向くのはNG。前・右・左の3択しかありません。
②サイコロをふり、出た目のぶんだけ進みます。
もし壁(端)までいったら、模様のように見える矢印のとおりにくるっと向きを変え進みます。
また、止まったマスに自分以外の絨毯が敷かれていたら、その色の絨毯のプレイヤーに使用料としてお金を支払わなければいけいません。
ゲーム中盤での支払い例を見てみましょう↓
これは青プレイヤーの手番で黄絨毯に止まってしまった場合
止まったマスのにながっている絨毯一帯の使用料を支払わなければいけませんので、青プレイヤーは7ギルハムを黄プレイヤーに支払います。
③自分の絨毯を1枚敷き、手番は次の人へうつります。
ただし、絨毯の置き方には注意点が2つありますので下の絵をご覧ください↓
【敷き方ポイント1】
自分が止まったマスの前後左右、最低1マスかかるように絨毯を敷きます。
例えば、こんな感じで↓
【敷き方ポイント2】
1人の絨毯を覆うようにぴったりは重ねられない。
一番上に敷かれている絨毯にそのままぴったり重なる置き方をしてはいけません。以下のような場合・・・
誰か2人分の絨毯にまたがる置き方や、半分が空きマス、半分が誰かの絨毯という場合はOKです。
全員の絨毯がなくなればゲーム終了。お金とマスの数を合計し、最も点数が高かったプレイヤーが勝ちとなります。
さぁ、商売上手な絨毯商人めざしてゲームを楽しんでください。あーだこーだ考え、盛り上がること間違いなしです!
基本情報
公式の対象年齢・人数
対象年齢:8歳〜
人数:2〜4人
目安時間:20分
コーディネーターの見解
公式では8歳〜とありますが、大人や兄弟と一緒に遊ぶなら小学低学年からでも十分できるというのが手応えです。細かいルールは遊びながら覚えていくという感じで、つきあってあげましょう。
4歳5歳にとっては絨毯の敷き方などの戦略的な部分が少し難しいと感じるかもしれませんが、これも徐々にうまくできるようになっていきますよ。戦略系が好きな子やゲーム慣れしている子であれば難なくできるでしょう。
育つ力
・ゲームを楽しむ力
・勝ったり負けたりを学ぶ
・数の感覚
・確率を考える力や意識
・戦略的思考
要素
運7:戦略3
このボードゲームの感想
序盤は相手の絨毯に止まることも少なく楽々と進めるのですが、どんどん絨毯が敷きつめられてゆくと、どっちに進むべきか、サイコロに賭けるかというジレンマが楽しさを倍増させてくれます。
ルールはシンプルですが、運と戦略のバランスがよいため、初心者、ベテラン、老若男女関係なく楽しめるゲームです。
私も大好きなゲームのひとつなんですが、なんといっても異国感たっぷりの世界に女子はキュン♡となるゲームですね。今までママ友に紹介してきて、キュンとしなかった人はいない!
そして、見よ。この顔!!
アッサムおじさんのなんともいえない表情がウケます(笑)
難点をあげるなら・・・ぐちゃぐちゃーっと邪魔してきそうなちびっこがいるご家庭では、絨毯がズレたら最後・・ゲームも終了します(泣)特にこのゲームは顕著です。
成長してからのお楽しみにとっておくか、夜な夜な大人だけで遊ぶか。
どっちにしても楽しいのは間違いありません!!