ハゲタカのえじき [メビウスゲームズ]レビュー 口コミ 評価
手札の数字カードを使ってハゲタカカードを奪い合い、高得点を目指すゲームです。
おすすめポイント
ルールはシンプルですが奥が深いゲーム。カードを奪い合う際、なかなかうまくいかないジレンマと取れた時の快感がやみつきになるでしょう。
「もう1回!!」にも気軽にトライしやすい短時間ゲームなのもおすすめです。
こんな人にオススメ
▪ 親子で楽しめるボードゲームを探している
▪ 短時間で遊べるゲームがいい
▪ ルール説明が簡単なものがいい
▪ ボードゲーム初心者
▪ 駆け引き、心理戦のゲームが好き
▪ 省スペースで遊びたい
▪ キャンプに持っていくゲームを探している
遊び方
準備
ハゲタカカードは1〜10のプラス点と、−1〜−5のマイナス点で15枚あります。
よくシャッフルして山にし、テーブル中央に置きます。
数字カードは色別にわけ、各プレイヤーは同色の1〜15のカードを1組として受け取ります。5人以下で遊ぶときは余るので箱に戻しましょう。
ルール
ハゲタカカードの山から1枚めくり、表にして全員が見えるようにします。描かれてある数字が点数です。たくさんカードを取って最終的にこの点数が高かった人が勝ち!!
ということは・・・プラスの点数ならほしいけど、マイナス点は欲しくないですよね。しかし、カードを獲得できるのは1人だけ。
プラス点の場合は、一番大きな数字を出した人が獲得。
マイナス点なら、一番小さな数字を出した人が引き取らなければいけません。
各プレイヤーは自分の数字カード1〜15の中から1枚を選び、自分の前に伏せて出します。そして「せーっの!」でオープン。カードを取れる人を判定します。1度出した数字カードは再使用できませんので、慎重に数字を選ぶ必要がありますね。
また、こんな場合は「打ち消し」となり、獲得できる人が変わってきます。
プラス点の場合
本来なら一番大きな数字【12】を出した人が獲得するのですが、2人いるため打ち消し合って取れません。次に大きな数字を出した【10】の人が、ハゲタカカードを獲得できます。
マイナス点の場合
一番小さい【3】を出した人が2人いるため、この場合【5】の人が引き取らなければいけません。
打ち消しが重なる場合も同様
プラス点でもマイナス点でも、打ち消しが重なると繰り上げてカードを獲得する人が変わります。
↓の場合だと、思いがけず【2】で9点取れちゃった♪♪
こうやってハゲタカカードの山がなくなるまで進め、最後に得点計算を行い、最も高かった人が勝利です!!
基本情報
公式の対象年齢・人数
対象年齢:7歳〜
人数:2〜6人
目安時間:15分
コーディネーターの見解
実感としては4歳くらい〜でも遊べるでしょう。ただし、4,5歳だけで初めて遊ぶというのは難しく、あくまで7歳以上の子、もしくはこのゲームで慣れ親しんでいる子の中でなら成り立つという感じです。
打ち消し合いのルールがあることにより、大人でも想像以上にうまく取れないという楽しさがあります。
育つ力
・駆け引きする力
・ゲームを楽しむ力
要素
駆け引き 5:運5
このボードゲームの感想
駆け引きをすることを知らない子どもでも時々勝てたりするので、子どものやる気を引き出してくれる、うまくできたゲームだとつくづく関心します。そして、勝てないとどうなるか?駆け引きする、相手の手を読むことが必要だと感じ、考えようになるわけですね。駆け引きゲームの入り口としても良いかもしれません。