そろそろ地球儀が必要だ
そう思い始めてはや半年・・・なかなか行動に移せずいましたが、夫に海外出張の話がきて一気に加速。
日本からどのくらい離れているのか?
飛行機でどのくらいの時間がかかるのか?
そんな話も地球儀があるとイメージが湧きやすいんだろうな〜ということで、我が家が、パーフェクトグローブEXARエクサーに決めた経緯や使用感やおすすめポイントをお伝えしていきますね。
ドウシシャ パーフェクトグローブEXARエクサー レビュー
大きさ・サイズ感
本体も大きすぎず小さすぎず、ちょうどよいサイズです。(娘:小1、110cm程度)
商品サイズ:幅350×奥行260×高さ401(mm)
本体重量:約1.95kg
スペースシャトル型のペンも「太すぎるということはない。使いやすいよ。」とのこと。
背面にぴったり収まるペン置き場があるので、お片付けしてもらいやすいですね。
また、乾電池ではなく充電式なのも助かります。(USBケーブル付き)
魅力的なギミックと情報量
全部使いこなせるのか?と思うほど盛り盛りです。
27種類の情報
大陸・州、国・都道府県、首都・中心都市、最高責任者、人口、時間、面積、最高地点、地理、通過、気候、特徴、文化、歴史、言語、国家、地層、状態、知ってた?(地球内部)名前、起動、観察、移動時間、サイズ、衛星、ゲーム、知ってた?(太陽系)の27種類の情報を学ぶことができます。
6種類の比較
人口、面積、通過、時間、距離、飛行時間で2つの国の比較情報を調べることができます。
この機能はとてもいいですね。
例えば日本とアメリカの飛行時間を知りたい場合、まずは「飛行時間」タッチしてから「日本」をタッチして、2地点目で「アメリカ」をタッチします。すると飛行時間を教えてくれるというわけです。
6種類のクイズ
大陸、州、国、首都、中心都市、都市、都道府県、ミックスのジャンルからクイズを楽しむことができます。
たとえば、「国」のクイズなら、制限時間内にたくさんの国をタッチしていくというもの。Qペルーはどこですか? → タッチ、Qイタリアはどこですか? → タッチ
というように。流れる音楽にかなり焦らされますけど(^_^;) でも、子どもは楽しいようです。次はもっと正解するぞと地球儀をまわして国の場所をチェックしていますよ。自ら進んで場所を覚えようとしているので良いことですね。
2種類の知識
地球の事実、驚きの事実を知ることができます。
それぞれの国の豆知識を音声で教えてくれます。ひとつしか情報がない国もあれば複数紹介してくれる国もあります。
年齢層別データ(3段階)
データの内容は3段階の年齢層別に設定ができます。5〜8歳(小学低学年)、高学年(9〜14歳)、中学生以上(15歳以上)
どんな分野でも言えると思いますが、いくら好きなことでも、いきなり難しい単語を連発されたらチンプンカンプン。せっかく湧いた興味すら失せます。その子にとって適度な難しさやおもしろさが「知りたい!」を掻き立てると思うのです。だから、この機能を知ったときは「これは外せないな」と思いました。
でも、実際には全てのカテゴリにおいて3段階になっているわけではなく、文化・歴史、地理、特徴などが3段階です(yukko調べ)
2カ国語バイリンガル機能
日本語/英語の切り替えができすます。
私としては「ないよりあった方がいいかな」程度でした。
グローバルな視野で子育てしてらっしゃるご家庭は必須になってくるかもしれませんね。
AR機能・ARモード
専用アプリをダウンロードして利用します。地球儀にかざすと3DARで動物やランドマーク、恐竜、天体、地球内部、2Dで昆虫や乗り物など様々な情報を知ることができます。ARで映し出したものと一緒に写真を撮ることもできますよ。
このように画像が現れます。映し出された“ライオン”をタッチするとこんな感じ↓
画面左の文章と音声で情報を知ることができます。ただし、フリガナはないです。でも、なんとなく読めて理解している。
ARモードでは国旗情報や、クイズなども楽しめます。
国旗を見たり調べたりすることに関しては、手軽な一覧表のほうが便利かもしれません。そういう意味では同じドウシシャ製のシリーズ「ホライズン」に軍配が上がります。
AR(拡張現実)の機能についてはさほど期待していなかったのですが、子どもは楽しんでいます。また、ARのアプリは不定期で項目が増えるなど更新されるようですよ。
数年したら「なんとショボい機能だったんだ」と懐かしむこともあるかもしれませんね。技術の進歩は凄まじいですから、今のうちにたっぷり遊んでもらいましょう(笑)
日本地図
本体の側面に内蔵できる日本地図があります。別添冊子タイプだと置き場をどうしようか?という悩みも出てきたりしますが、内蔵型だと助かりますね。
地球の内部や天体についても学べる
なんと、この地球儀・・・・外せる!!!
しかも割れる!!!
球体を固定する台は、側面に内蔵されていた日本地図。日本地図を開くと球体を置けるようになっているんですね。なるほど、うまく出来ています。
タッチペンで得られる情報
地球内部:地層、厚さ、状態、知ってた?
天体:名前、起動、観察、移動時間、サイズ、衛星、ゲーム、知ってた?
ARアプリで得られる情報
地球内部の説明、惑星の説明
これに関しても、どこまで使うか・・・という程度で深く考えませんでした。ただ、このギミックが子ども達には魅力的に感じちゃうんでしょうね〜
これに決めた経緯
お友だちの家で使わせてもらった“しゃべれる地球儀”がこれ↑だったのですが、熱心にタッチしたり聞いたり、遊びながら学ぶを目の当たりにしました。
家に帰ってきてからも世界の国の話をし始めたこともあり、私の中で「普通の地球儀でいいんじゃない?」から「音声付きの地球儀のほうが楽しいかも」に変わりました。
昔はこんなのなかったですよね〜。くるくる回して遊んだ記憶の方がしっかりあるくらい(笑)
地球儀さがし
一生に一度かもしれない地球儀購入。
口コミや評価をネットで見ただけではすぐにポチリ・・とはいかず、ホームセンターに行ったりおもちゃ屋さんをのぞいてみたり。
都内に地球儀専門店があるということで、そちらも一通りチェック↓
昔ながらの地球儀や特殊な地球儀も置いてあり楽しかったです。親切にエクサーの説明もしていただきましたが即決できず(^_^;)帰宅してからもよくよく考えました。
しゃべる地球儀の中ではドウシシャの地球儀がいいねということにはなったのですが、シリーズ内でも悩みましたので、詳しい比較表をどうぞ↓
決めたポイント
年齢層別データ(3段階)があることと充電式のペン、全体的なデザイン性です。
比較表を見ていただければお分かりの通り「ホライズン」も遜色ない情報量です。でも、パッと見、エクサーのほうがしっくりきました。また、大きな違いとしてはAR機能でしょう。しかし、スマホやタブレット導入に迷いがあるご家庭では「ホライズン」を選ばれるケースも多いかもしれませんね。前述したように国旗の一覧などはワークシートなので便利だと思います。お値段もだいぶお安くなりますしね!!↓
そんな我が家もiPadは自由に使わせていません。指紋認証orパスワードで親の許可がある場合にしか使えないことにしています。ですから、AR機能については「調べたい時にすぐに使える」という状況ではないため、今後の課題です。
あとは・・・スペースシャトルのペン
とにかく、このペンはズルいです!!!
ペンが“スペースシャトル”というだけで、我が子は「これがいい!」の一点張りでした。
親としては、いろんな項目で検討しているにもかかわらず、スペースシャトル押しで来られたら他の選択肢ないじゃん・・・反則だ。
結果、これにして良かった
最初は、しゃべる地球儀ぃ〜??インテリアにもなるような素敵な地球儀にしようよ〜なんて思っていましたが、特に小学低学年の子には惹きつける仕掛けが必要だなと実感しています。
興味を持ったタイミングで地球儀はあったほうがよいなと思ったので、皆さんも先延ばしにせず買ってみてもよいかもしれませんね。
入学祝いにもいいけど、興味を持ったタイミングがベストだと思っています。
よっぽど強い興味をもった子は別として、私のように回して遊んだ記憶のほうが濃い・・なんていうのはもったいないですもんね。しっかり使って遊び感覚で学んでいってもらえると親としても嬉しい限りです。
メリット・デメリット
1年半ほど使ってみて、感じたメリット・デメリットを追記します。
メリット
①テレビで見た国や地域をよく地球儀で調べるようになった。
②スペースシャトルペンだけで完結するクイズはよく使っている。
③遊びに来てくれたお友達も「スペースシャトルのペンいいなぁ」と食いつく。また、その事により、お友達と首都クイズで遊ぶなど発展する。
デメリット
①やはり、購入当初から懸念していたARモードの使用頻度は少ない。
②日本地図を引き出すことはほぼない。日本の地域にも興味を持って欲しいので、別に大きな日本地図ポスターを購入した。